犬のうんちにゼリー状のものが混ざるのはなぜ?コタローが大腸炎になった体験談

病気・健康

犬のうんちを片付けようとしたとき、透明なゼリー状のものが混ざっていたら「これ何?」と心配になりますよね。

コタローも、ある日突然うんちに透明なゼリー状のものが混ざっていました。

最初は何なのか分からず、「ティッシュペーパーみたいなものを拾い食いした?」と思ったくらいです。

ところが、その後は下痢が続き、何度か嘔吐もしました。食欲は意外とあったものの、普段より元気がなく、ぐったりしている様子もありました。

心配になって動物病院へ電話すると「明日にでも連れてきて」と言われたため、翌日に便を持って受診しました。

この記事では、犬のうんちにゼリー状のものが混ざるときに考えられることと、コタローが大腸炎を疑われて治療を受け、普通のうんちに戻るまでの体験を紹介します。

※この記事はコタローの体験をもとにしたものです。犬によって症状や原因は異なります。下痢や嘔吐が続く、元気がないなど気になる変化がある場合は、自己判断せず動物病院へ相談してください。

  1. 犬のうんちにゼリー状のものが混ざるのはなぜ?
    1. ゼリー状のものは腸から出た粘液のことがある
    2. 下痢や嘔吐を伴っている場合は注意する
    3. 見た目だけで原因を判断するのは難しい
  2. コタローのうんちに透明なゼリー状のものが混ざった
    1. 最初は「これ何?」と思った
    2. その後は下痢が続き何度か吐いた
    3. 食欲はあったものの少しぐったりしていた
    4. 拾い食いでティッシュでも食べたのかと思った
  3. 病院へ電話で相談して翌日に便を持って受診
    1. 下痢と嘔吐が続いたためまず病院へ電話した
    2. ゼリー状のものが混じった便を持って翌日受診
    3. 便を確認・検査して大腸炎が疑われた
  4. 引っ越しのストレスも関係している可能性があると言われた
    1. 当時はちょうど引っ越しをした時期だった
    2. 獣医師からストレスも関係している可能性を説明された
    3. 原因を自己判断せず病院で診てもらうことが大切だと感じた
  5. 大腸炎が疑われたコタローの治療と自宅での過ごし方
    1. 病院で輸液をしてもらった
    2. 輸液のあとは体がタプタプした感じになった
    3. 水分をもっと取らせるように言われた
    4. 飲み薬を飲ませながら自宅で安静にした
    5. 散歩も2〜3日は休むように言われた
  6. 薬を飲み終えるころには普通のうんちに戻った
    1. 薬を飲んでいる間は便が少し緑がかって見えた
    2. 食欲はあっても普段よりぐったりしていた
    3. 薬を飲み終えるころには下痢もゼリー状の便も治まった
  7. 犬のゼリー状のうんちや大腸炎に関するよくある質問
    1. 犬のうんちに透明なゼリー状のものが混じるのはなぜ?
    2. 食欲があっても病院へ行った方がいい?
    3. 下痢と一緒に何度も吐いている場合はどうする?
    4. おかしな便は動物病院へ持って行った方がいい?
    5. ストレスで犬のお腹の調子が悪くなることはある?
  8. まとめ|犬のうんちにゼリー状のものを見つけたら普段との違いを確認しよう

犬のうんちにゼリー状のものが混ざるのはなぜ?

犬の便に透明や白っぽいゼリー状のものが付いている場合、腸から分泌された粘液が便と一緒に出ていることがあります。

ゼリー状のものだけで原因を判断することはできません。

便の状態だけではなく、下痢や嘔吐、食欲や元気など、ほかに変わった様子がないかも一緒に確認することが大切です。

ゼリー状のものは腸から出た粘液のことがある

犬の腸では粘液が分泌されているため、腸の状態によっては便の表面などにゼリー状の粘液が見えることがあります。

コタローの場合は、透明で細いゼリー状のものがうんちに混ざっていました。

初めて見たときは粘液だとは分からず、「何か変なものを食べたのかな?」と思いました。

下痢や嘔吐を伴っている場合は注意する

コタローの場合、ゼリー状のものを見つけたあとに下痢が続き、何度か嘔吐もしました。

さらに、普段より少し元気がなく、横になってぐったりしている時間もありました。

一方で食欲はありました。

普段はごはんの好き嫌いもあるコタローなのに、こういうときに限って食欲があるので、飼い主からすると本当に体調の判断が難しいです。

「食べているから大丈夫」とは限らないんだなと、このとき感じました。

見た目だけで原因を判断するのは難しい

透明なゼリー状のものを見つけたとき、最初に考えたのは病気ではありませんでした。

「拾い食いでもしたかな?」「ティッシュペーパーみたいなものを食べた?」と思っていました。

しかし、その後は下痢だけではなく嘔吐も出てきました。

同じようなゼリー状の便でも原因が同じとは限りません。

便の見た目だけで原因を決めつけず、ほかの症状や普段との違いも見ることが大切だと思います。

コタローはこれまでにも尿路結石や皮膚トラブルなどで動物病院を受診してきました。これまでの病気や通院については、[ヨークシャーテリアの健康管理記録|コタローの通院頻度とこれまでにあった病気]でまとめています。

コタローのうんちに透明なゼリー状のものが混ざった

最初の異変は、いつものようにコタローのうんちを確認したときでした。

最初は「これ何?」と思った

うんちに透明なゼリー状のものが混ざっていました。

※ここから、コタローが大腸炎になったときの実際の便の写真を掲載しています。苦手な方はご注意ください。

大腸炎になったコタローの便に付着した黄色っぽいゼリー状のもの

大腸炎になったときのコタローの実際の便。形のある便の一部に、黄色っぽいゼリー状のものが付着していました。※写真だけで病気の原因は判断できません。

大腸炎になったコタローの黄色っぽいゼリー状の便と粘り気のある排泄物

こちらも大腸炎になったときのコタローの実際の便です。黄色〜オレンジ色のゼリー状のものが見られ、ティッシュで拭き取ると糸を引くような粘り気がありました。写真だけで原因や病名を判断することはできません。

いつもの便とは明らかに違いましたが、その時点では何なのか分かりません。

正直なところ、最初の感想は「なんだろう、これ?」でした。

その後は下痢が続き何度か吐いた

その後、コタローは下痢をするようになりました。

便にはまだ細いゼリー状のものが混ざっていて、さらに一度だけではなく何度か吐きました。

ここまでくると「いつものうんちとは違うな」と明らかに感じました。

食欲はあったものの少しぐったりしていた

少し不思議だったのが食欲です。

コタローは普段から偏食気味なのですが、このときは体調が悪そうなのに食欲はありました。

ただ、元気までいつも通りだったわけではありません。

横になっていることが多く、普段のコタローと比べると少しぐったりしているように見えました。

食欲だけでは体調を判断できないんだなと思った出来事でした。

拾い食いでティッシュでも食べたのかと思った

ゼリー状のものの正体が分からなかったので、最初は何か変なものを食べた可能性も考えました。

「どこかでティッシュペーパーみたいなものを口にしたのかな?」とも思いました。

ただ、下痢が続いて何度か吐いている。

さすがに気になったので、動物病院へ電話で相談することにしました。

病院へ電話で相談して翌日に便を持って受診

コタローの場合は、症状を見ながら自己判断で何日も様子を見たわけではありません。

下痢や嘔吐もあったため、まずかかりつけの動物病院へ電話しました。

下痢と嘔吐が続いたためまず病院へ電話した

病院へ電話してコタローの様子を伝えると、**「明日にでも連れてきてください」**と言われました。

そこで翌日に受診することにしました。

「すぐ病院へ行くべきなのか、それとも少し様子を見てもいいのか」

犬の体調が悪いと、こういう判断に迷うことがあります。

コタローの場合は、先に病院へ電話して症状を伝えたことで、受診するタイミングを判断できました。

ゼリー状のものが混じった便を持って翌日受診

翌日はコタローだけではなく、実際に出た便も紙に包んで持って行きました。

ゼリー状のものが混じっていた便を、獣医師に直接確認してもらうためです。

便を持参する場合の容器や保存方法などは動物病院によって案内が異なる可能性があるので、必要であれば受診前に病院へ確認しておくと安心です。

便を確認・検査して大腸炎が疑われた

持参した便を病院で確認・検査してもらいました。

獣医師からは、検査してみないと断定はできないものの、症状や便の状態から細菌性の大腸炎が疑われるという説明を受けました。

最初は「変なものを食べたのかな?」と思っていたので、大腸炎の可能性を聞いて驚きました。

もちろん、ゼリー状のうんちが出た犬はすべて大腸炎というわけではありません。

これはあくまでコタローの場合の経過です。

だからこそ、ゼリー状の便が続いたり、下痢や嘔吐などほかの症状も出ていたりするときは、便の見た目だけで原因を決めつけないことが大切だと思います。

引っ越しのストレスも関係している可能性があると言われた

このころのコタローには、もう一つ大きな環境の変化がありました。

ちょうど引っ越しをした時期だったんです。

当時はちょうど引っ越しをした時期だった

引っ越しは人間にとっても慌ただしいですが、コタローにとっても住む場所や周囲の環境が変わった時期でした。

大腸炎が疑われたタイミングと、ちょうど引っ越しの時期が重なっていました。

獣医師からストレスも関係している可能性を説明された

診察時には獣医師から、環境の変化によるストレスも関係している可能性があるという話がありました。

もちろん、「引っ越しが原因で大腸炎になった」と断定できるわけではありません。

ただ、コタローの場合は引っ越し直後だったため、そのことも獣医師に伝えました。

原因を自己判断せず病院で診てもらうことが大切だと感じた

最初は「ティッシュでも食べた?」と思っていたのに、病院では大腸炎が疑われ、さらにストレスが関係している可能性についても説明を受けました。

便を見ただけでは、飼い主には原因まで分かりません。

今回の経験からも、症状が続いているときは「たぶんこれだろう」と決めつけず、病院へ相談することが大切だと感じています。

大腸炎が疑われたコタローの治療と自宅での過ごし方

コタローは病院で治療を受け、帰宅後もしばらく安静にして過ごしました。

病院で輸液をしてもらった

下痢に加えて何度か嘔吐もしていたため、病院では輸液もしてもらいました。

水分が十分に取れていなかったこともあり、獣医師からは水分をもっと取らせるように言われました。

実際に輸液を受けているコタローを見ると、やっぱり心配になります。

このときの写真も残っていて、今見ると「このときはしんどかったんだな」と思い出します。

下痢と嘔吐で動物病院の輸液を受けるヨークシャーテリア

下痢と嘔吐が続き、動物病院で輸液を受けたときのコタロー

輸液のあとは体がタプタプした感じになった

輸液をしてもらったあと、コタローの体には液体が入った部分があり、触るとタプタプしたような感じになっていました。

初めて見たときは「これ大丈夫?」と少し驚いたのを覚えています。

ただ、輸液後の状態について不安がある場合は自己判断せず、処置を受けた動物病院へ確認するのが安心です。

水分をもっと取らせるように言われた

獣医師からは、家でも水分をもっと取らせてほしいと言われました。

ただ、これがコタローにはなかなか難しい。

もともと積極的に水を飲むタイプではなく、特に外出先や公園での散歩では、ハァハァしているのに水を出しても「ピッ」と少し飲むくらいで終わることがあります。

「こんなにハァハァしてるんだから、もっと飲んでよ」と思うのですが、本人はあまり飲みません。

今回の体調不良では、水分を取ってもらう難しさも改めて感じました。

飲み薬を飲ませながら自宅で安静にした

病院では飲み薬も処方されました。

当時の薬袋などが手元に残っていないため、薬の名前や種類については正確には覚えていません。

そのため、ここでは薬の種類を断定せず、獣医師から処方された飲み薬を指示された期間飲ませたという記録にしておきます。

散歩も2〜3日は休むように言われた

獣医師からは、散歩も2〜3日は行かずに休ませるように言われました。

普段通りに過ごすのではなく、この期間は家でゆっくり。

コタロー自身も少し元気がなく、ぐったりしている様子があったので、できるだけ静かに休ませました。

薬を飲み終えるころには普通のうんちに戻った

治療を始めてから、コタローの便は少しずついつもの状態に戻っていきました。

薬を飲んでいる間は便が少し緑がかって見えた

治療中、別の意味でちょっと焦ったこともあります。

うんちが少し緑がかって見えたんです(笑)。

ゼリー状のものや下痢で心配したあとだったので、「今度はこの色、大丈夫?」と思いました。

ただし、この緑っぽい便が薬によるものだったのかなど、原因は確認できていません。

あくまで、コタローが治療を受けていた期間にそのような便が出た、という体験です。

食欲はあっても普段よりぐったりしていた

コタローは体調を崩している間も、意外と食欲がありました。

普段は偏食なのに、こういうときには食べる。

飼い主としては本当に分かりにくいです(笑)。

ただ、家では横になっていることが多く、普段のコタローと比べるとやっぱり元気はありませんでした。

下痢と嘔吐で体調を崩し自宅で休むヨークシャーテリア

大腸炎が疑われたころ、自宅で安静にしていたコタロー

薬を飲み終えるころには下痢もゼリー状の便も治まった

処方された薬を飲ませながら、散歩を休んで安静に過ごしました。

そして薬を飲み終えるころには、うんちはいつもの状態に戻っていました。

下痢も落ち着き、最初に見つけた透明なゼリー状のものも見られなくなりました。

普通のうんちが出ただけなのに、このときはかなり安心しました。

犬のゼリー状のうんちや大腸炎に関するよくある質問

犬のうんちに透明なゼリー状のものが混じるのはなぜ?

犬の便に見える透明なゼリー状のものは、腸から分泌された粘液である場合があります。

ただし、見た目だけで原因を特定することはできません。

コタローの場合はゼリー状のものが混じった便に続いて下痢や嘔吐もあり、動物病院を受診したところ大腸炎が疑われました。

食欲があっても病院へ行った方がいい?

食欲だけで犬の体調を判断するのは難しいと感じています。

コタローも食欲はあったのに、下痢や嘔吐があり、普段よりぐったりしていました。

受診すべきか迷った場合は、コタローのときのように、まずかかりつけの動物病院へ電話して症状を伝えて相談する方法もあります。

反対に、コタローがごはんを食べなくなったときに試したことは、[ヨークシャーテリアがごはんを食べない時にやったこと|コタローで試した対処法]で紹介しています。

下痢と一緒に何度も吐いている場合はどうする?

下痢だけでなく嘔吐を繰り返している場合は、自己判断で長く様子を見ず、動物病院へ相談してください。

コタローの場合も何度か吐いたため病院へ電話し、「明日にでも連れてきて」と言われて翌日に受診しました。

おかしな便は動物病院へ持って行った方がいい?

コタローの場合は、ゼリー状のものが混ざった実際の便を持参し、病院で確認・検査してもらいました。

便を持参した方がよいか、どのような容器や保存方法がよいかは、受診する動物病院へ事前に確認すると安心です。

ストレスで犬のお腹の調子が悪くなることはある?

コタローの場合はちょうど引っ越しをした時期で、獣医師から環境の変化によるストレスも関係している可能性があると説明されました。

ただし、犬の下痢や嘔吐にはさまざまな原因が考えられます。

「引っ越したからストレスだろう」などと自己判断せず、症状が続いている場合は動物病院へ相談してください。

まとめ|犬のうんちにゼリー状のものを見つけたら普段との違いを確認しよう

コタローの体調不良は、うんちに透明なゼリー状のものが混ざっていたことから始まりました。

最初は「何か変なものを食べた?」と思いましたが、その後は下痢が続き、何度か嘔吐。食欲はあったものの、普段より元気がなくぐったりしていました。

病院へ電話で相談し、翌日に実際の便を持って受診。大腸炎が疑われ、輸液や飲み薬による治療を受けました。

当時はちょうど引っ越しの時期でもあり、獣医師からはストレスが関係している可能性についても説明を受けています。

その後は散歩を2〜3日休んで自宅で安静にし、薬を飲み終えるころには下痢もゼリー状の便も治まり、いつものうんちに戻りました。

犬は「お腹が痛い」「気持ち悪い」と言葉では教えてくれません。

だからこそ、便の状態だけでなく、嘔吐していないか、元気はあるか、食欲はどうかなど、普段との違いを一緒に見ることが大切だと今回の経験で感じました。

ゼリー状の便が続いたり、下痢や嘔吐などほかの症状も見られたりした場合は、原因を自己判断せず、かかりつけの動物病院へ相談してみてください

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